平凡な毎日の出来事や思いついた事など、あれこれつづっていきたいと思います。


by non_ca
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ムースに会いたい *アルゴンキンへ

カサロマへ行った翌日の話になりますが、

義理母滞在中の6/3~5、トロントから北東へ車で2~3時間の距離にあるアルゴンキン州立公園へ、2泊3日で行ってきました。

旅の目的はズバリ「ムース」(=ヘラジカ)。 
カナダを代表する人気者の動物。 2年前に夏ロッキーを旅したときも、ムースに会えないものかと、それはそれは目をサラの様にして、目撃談のある湖沿いのトレッキングコースなど歩いたものです。 が、そうたやすく会える動物ではありません。 


ウィキペディアによると、生息地は北米そしてヨーロッパ、ロシア、中国などの北部。 体長は大きい物で3メートルを超え、肩高が230cm、体重は800㎏を超える大物もいるとか。 イートンセンターのアバクロに行くと、レジ上に大きなムースの剥製?があるので、それを見て「いつか何処かで会いたーい」と思っていました。 笑 

 ↓  はアルゴンキンのビジターセンターにある剥製。 角のあるのがオス、無いのがメス。
 
a0110975_1932564.jpg



このシーズンは道路近くへムースが出てくる事が多いのでチャンスだとか。 この1月ほど前から、友人たちも続々とアルゴンキン詣で。 続々と目撃情報が耳に入って来ていたので、私もワクワク、この日が来るのを楽しみに待っていました。 

金曜日の2時過ぎに自宅を出発ー! が既にハイウェイは渋滞気味・・・汗 
トロントニアンの夏にかける思いは凄い。(カナディアンといっても良いのかな・・・) 夏の金曜日に働いている人は、人生の楽しみを知らないんじゃないかと逆に白い目で見られそうな、そんな雰囲気すらある位。笑  週末の過ごし方は色々でしょうが、郊外にコテージを持ち週末をそこで過ごすのが、彼らの理想のライフスタイルの1つ。 
大手の会社でバイス・プレジデントをする知人の女性も、木曜日は仕事が終わったらコテージへ、金曜日はそこから仕事。 土日はゆっくりと過ごして英気を養い、月曜日からまたダウンタウンで仕事と話されていました。 

・・・という訳で、木曜からは行けなくとも、金曜日のお昼には仕事を切り上げ(その代わり彼らは朝早くから良く働きます。)、コテージ・カントリーと呼ばれるエリアへ向かう人達で、金曜日の午後2時過ぎには既にガーディナー(ハイウェイの名称)は大渋滞。 その後北上するハイウェイもずーーっと渋滞。 
恐るべし、そして愛すべきカナディアンです。 笑 


2日目の朝は早起きをして朝食を済ませた後は、早速、わが家アルゴンキン州立パークの自主パトロール(笑)に出かけました。 教えて貰った通り、西ゲートから東ゲートへドライブです。

いつもの事ですが、目的地を設定すると、そこへ一刻も早く到達しようとする夫。 早朝につき車もいないので飛ばします・・・。 いやいやそれじゃ見えませんから、全然・・・。 汗  

スピードダウンをお願いして暫く走ると、途中若いムースが林の手前で草を食んでいました。2頭目撃するも、警戒心旺盛で車が止まったとわかると、きびすを反して森の中へ。 写真を撮る頃にはもう後姿です。 汗  その後も何頭か目撃するも、同じような調子。 随分友人たちから聞いてる話とは違うので、嬉しい反面、そのギャップに あれれ・・・??!! 


トレッキングも楽しみにしていましたが、この日は雨が降ったり止んだりの生憎のお天気。 ビジターセンターのカフェでちょっと休憩。 寒い日だったので温かいカフェオレにホッと一息。


a0110975_20212791.jpg



窓から外を眺めると、眼下には湿原を蛇行してゆっくりと流れる小川。 ここからも良くムースが目撃されているそうです。


a0110975_2023199.jpg





お昼は場所を移動して湖沿いにあるカヌー乗り場の隣にあるレストランへ。 カヌーレークだったかな・・・ちょっと自信がありません。 汗 (夫に確認した所カヌーレークであっているそうです。)

a0110975_20122248.jpg



普段はあまりバーガー&フレンチフライを食べない私も、この日はバーガー!
分厚いパテの上にトロリと溶けたチーズ、その上にはこんがり焼けたピーミールベーコン。 コレだけでも結構な厚みですが、更に後ろにあるピクルスやトマトのたっぷり乗ったバンズを「えいやっ!」と乗せて頂きます。 早起きしたのも手伝ってか、美味しかった~。


a0110975_20153558.jpg



その後は義理母でも問題の無さそうな短めのトレッキング。


a0110975_20272620.jpg
   


頂上からは湖が見渡せました。 お天気が良かったらもっと素敵な景色なのでしょうが、森林浴をしつつの楽しめました。

a0110975_20322949.jpg



この日はこれにて終了、ホテルへの帰り道も目を凝らすも大物にはめぐり合えず。 4、5頭のムースに遭遇するも、ほんの一瞬の出来事ばかり。 メスや若いムースばかりで、あれは馬だったと言われれば、そーかな・・・と思ってしまうレベル。 笑 この季節のアルゴンキンでもやっぱり私はムースに会えないのかと 寒さや生憎のお天気も手伝って意気消沈のまま就寝。  

そして最終日3日目の朝。 「まだ行くの?」と呆れ顔の夫と2人で再び公園パトロールに出かけました。 
この日もゲートを西から東へ。 途中、西門のインフォメーションセンターでスタッフの女性とちょっとオシャベリ。 もちろんムースのことを聞いてみたけれど、彼らが何処にいつやって来るかは、アルゴンキンで働く彼女達にも分らないとか。 「ただ、こんな雨の日は、より道路付近に現れる可能性が高いのよ。」との事。 その言葉に励まされてドライブ再び開始です。

途中こんな看板は頻繁に現れるんだけれど・・・


a0110975_20481481.jpg



以前ムースと正面衝突をした車の写真を見せてもらったという夫によると・・・。 ムースはかなり背が大きいので、ひいてしまうというよりは、乗ってしまうということになるらしく、フロントガラスからルーフは凄いことになっていて、勿論その車は全損、修理不能だったそうです。
ムースを見に来てそんな悲劇を起こさないためにも、ここは安全運転が第一です。


東門までドライブをするもやはりめぐり合えず、タイムアップそしてギブアップ。 雨もほとんど止んだので、湿地沿いに木道の整備されたトレッキングコースへ少しだけ入ってみることにしました。 大きなムースを間近で見る夢は果たせなかったけれど、念願のアルゴンキンにも引越し前にやって来ることが出来、こうして大自然に触れ、満足満足。   


a0110975_2058516.jpg


再び車に乗ってホテルで待つ母の元へ急ぎました。


どれ位車を走らせたでしょう。 一台の車が大きく開けた湿地の前で止まっていました。 

そしてそちらへ目を向けると・・・・居ましたーーーー!!! 
この季節には珍しく、立派な角を持つBull=オスです。


a0110975_2165289.jpg



時折りこちらに視線を向けこそすれ、全く気にかける様子も無くむしゃむしゃと水辺に生える草食んでいました。

a0110975_21105679.jpg


夫も私も言葉も無く、車を止めて車内からムースを見守ります。

そうこうする内移動して、更に近くへとやって来ました。 その大きさ、写真では伝わりにくいですが、かなり大きいです。 肩までの高さが、私の身長(167cm)位はゆうにあるように見えました。 


a0110975_21143046.jpg




a0110975_2121582.jpg


朝もやのうっすらとかかる湿原で、人間などこれっぽちも気にかける様子も無く、悠然とひたすら食事を続けるムース。
息を潜めて眺めていると、草を食む音だけが聞こえてしました。


a0110975_21343181.jpg



15分位眺めていたでしょうか、お腹も満たされたのか、 ムースは森のほうへと向きを変え歩み始めました。


a0110975_21425088.jpg


時折り遠くへ視線を向け、そしてまた進んでいきます。 

a0110975_21451727.jpg




a0110975_21455127.jpg


後姿が小さくなって、森の中へと消えて行くまで、ずっとその姿を見守りました。


a0110975_21482225.jpg


ノルウェーやスウェーデンでは「森の王様」とムースは呼ばれているんだとか。 
悠然として、神々しさまで感じさせるその姿は、 まさに「森の王様」という言葉がピッタリ。 

カナダに来て色々感動することがあったけれど、 この雄のムースとの出会いはその中でも最も感動的な出来事の1つでした。 


ホテルに帰ってブランチ・バッフェへ。興奮気味に母へ報告しました。 


a0110975_2204216.jpg



ホテルをチェックアウトし、一路トロントへ。 

気が付いてみると・・・・
なーんて空の青いこと。 これならトレッキングも楽しめたのにと思ったのも一瞬、これで良かったんだと晴れ晴れした気持ちで帰路に着きました。 


a0110975_2223699.jpg

 

この長さからしても、やはりこの日のこの出来事はとても感動的だったのだなぁ・・・と改めて感じています。 長すぎ。笑  お付き合いありがとうございまいた。
[PR]
by non_ca | 2010-09-26 00:04 | 旅行